FIREしたい夫

会社員をするのが辛すぎてFIREするためにいろいろやっていくブログ

FIREしたい人が増えている理由と全世界株式

FIREのおさらい
最近何かと話題になっているFIRE

 

このブログにたどり着く人は既にご存知なのだろうがFIERとは
Financial Independence, Retire Early
の略で、経済的に自立し早期リタイアを実現することである。

 

もう少し具体的に言えば、労働によって得られる収入には頼らず
自らの資産の運用し得た収入から生活費を得て生きていくということだ。


FIREが流行っている理由
FIREは元々は米国発祥ではあるが、最近では日本の若者の間でもこれを目指すことが流行しつつある。
私が考えるFIREが流行する理由は以下の通りだ。

 

日本の会社員生活が辛すぎる
一番の理由はこれである。
日本の会社というものは基本的に体育会系である。


一部のホワイト企業を除き、日本の会社というものは基本的に拘束時間がクソ長く、とにかく会社に時間を捧げ、尽くせば尽くすほど評価される風潮がある。

 

そしてその労働は基本的にはつまらない、むしろ苦しいケースが多い。
学校を卒業した後の人生の大半を会社で過ごさなければいけないにも関わらず、長く苦しい労働を一生懸命会社に捧げ、収入を定年まで得続けなければならない。

 

これを一生続けることがとにかく辛すぎるのだ。

 

皆、会社員を続けるのが辛すぎるから現実から目を背け、最近のアニメは異世界転生ものや、学生が主人公のものばかりになっているのではないだろうか。

 

アメリカのヒーローはおっさんになってもなれるのに、日本だと一度学校を卒業してしまえば、フィクションの世界でも死んで異世界に行かないと冒険できない。


実質的に夢を実現できるのは定年を迎えてからという悲劇
日本の会社員は実質的に長期休暇をとることができない。

 

年末年始やGW、お盆のような国民全員が休むような中途半端な長さの休暇はあるが、海外のバカンスのような一カ月単位の休みを取ることはできない。


休みの時期がみんな同じなので、航空券代やホテル代は他の時期と比較してベラボーに高い。

 

故に長期で旅行に行けるのは基本的には定年退職後、退職後の生活資金を確保したうえで行けるかどうか、というところが現実である。

 

資金の確保も難しいが、この頃には身体能力は衰え、スポーツなどのアクティビティへの参加にも支障が出てきてしまう。

 

標準的な日本人会社員は人生を最も楽しめる20代、30代という貴重な時間を有効に活用できないのだ。

 

このような絶望的状況から抜け出す数少ない、かつ現実的な手段がFIREであり、目指す人が増えているというわけだ。


全世界への投資が容易になった
FIREの達成で最も重要なことの一つは安定した投資先の確保である。

 

世界の人口は増え続けており、世界のGDPは基本的には右肩上がりで伸びていく。

 

個別の銘柄には激しい騰落があるものの、世界全体の平均値で見れば世界の資産はGDPと同様に右肩上がりで伸びていくため、世界全体に分散して投資をすれば資産を比較的安全に伸ばしていける。

 

 

一昔前まで、このような全世界に広くリスク分散して資産を伸ばす投資は、莫大な資産を持つ富裕層の特権であった。

 

 

しかし最近になって小額からでも全世界に投資し、比較的安定して資産を伸ばせる投資信託が台頭し、資産運用のみで生活していくことが非現実的ではなくなってきた。

 

参考までに以下は代表的な全世界投資型投資信託
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
のチャートである。

新型ウイルス流行の影響で一時的に下落しているとはいえ、設定来高値を更新し続いる。

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eMAXIS Slim 全世界株式チャート 出典 楽天証券

このように比較的安定成長の投資信託に投資し続けることで、自分の資産の成長分だけで生活することも夢ではなくなってきたということである。


新型ウイルスの流行による現金余り
FIREの達成のために必要なも要素の一つは、投資のための種銭の確保だ。

 

新型ウイルスの流行により旅行や外食が制限されており、現金の使い道が依然と比較して少なくなっている。

 

仕事が少なくなってしまった業種もあるが、新型ウイルス流行語も給料が変わらないサラリーマンも多い。


余った現金を遊ばせておくくらいなら投資に回して少しでも増やそう、という考えである。

 

また、同様の現象は海外でも起きており、現金がどんどん株式市場に流入、その結果市場の株価は右肩上がり状況が続いているのではないか、と考える。


まとめ

 

まとめると
会社員でいることが辛い、自由が欲しい。
最近ではリスクが小さい投資先に投資することができるようになった。
新型ウイルスの影響で他に使い道もないし、自由を目指して挑戦してみるか。
という人が増えているのでは。

 

ということ。

 

何か統計があるわけではないが、私がFIREしたい理由も上記の通りなので、他の人も同じ感じなのではないかなぁと本記事を作成した次第。

 

共感頂ければ幸いです。