FIRE達成を視野に入れたクレジットカード 楽天ANAマイレージクラブカード
クレジットカードが世の中に溢れている。
そのクレジットカードのレビューもまた同様に溢れている。
今更こんな雑記ブログでクレジットカードを紹介しても・・と思うが、今回はFIRE達成後を視野に入れたクレジットカードの選定を考えたいと思う。
節約生活に向いているクレジットカードとは
FIRE達成した後は、基本的には資産を減らさないような最低限度の支出に抑える生活をし続けることになる。
従って、年会費がかかって、還元率が高く、買い物をすればするほどポイントがたまっていくようなカードは、FIREに不向きであると考える。
上記を視野に入れて私が選定したカードを以下の通り紹介したいと思う。
楽天ANAマイレージクラブカード
私のメインカードで、追って紹介する別の決済方法が使えない時は、ほぼほぼこのカードで決済している。
楽天経済圏を利用することによる節約はFIRE達成に大いに役立つので、楽天カードは必須だと考えている。
楽天カードの特典については他のブログでいくらでも記事があると思うのでこちらでは割愛する。
しかしこの楽天ANAマイレージクラブカードは年会費無料であるにもかかわらず、ノーマルの楽天カードに加えてANAマイルが溜まるという追加機能があるので、実質的な上位互換だと私は考えている。
本来有料のANAのクレジットカードに近い機能が無料で使える。
通常クレジットカードでANAマイレージを貯めるには年会費が必要なANAのクレジットカードに入会する必要があるが、このカードがあれば溜まっている楽天ポイントをいつでもANAマイレージに変換することができる。
変換できるのは楽天通常ポイントだけで、期間限定ポイントは変換不可。
変換レートは
2楽天通常ポイント⇒1ANAマイレージ
1ANAマイレージ⇒1楽天通常ポイント
で、変換の方向によってレートが異なるので注意
本来ANAのマイレージには3年の利用期限があるが、楽天通常ポイントは獲得の都度利用期限が伸びるので実質期限無制限である。
この特性を利用し、普段は楽天通常ポイントを貯めておき、いざ使うときになって一気にANAポイントに交換し利用することがお勧めである。
またANAマイレージの期限が切れそうになったら、レートは悪いが一時楽天ポイントに変換して保存しておくというのも手である。
貯まったマイルで移動した方が他の交通機関よりも安い
楽天ポイントではなくANAマイレージを貯めてどんないいことがあるかと言えば、普通に移動するよりもコストが安いことが挙げられる。
例えば国内線であれば最安で0~300マイル区間の発着路線として、羽田空港から以下の空港にローシーズンで5,000マイル、つまり10,000楽天通常ポイントで行くことができる。
秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪
例えば大阪の場合は東京大阪間を新幹線で移動した場合、そのコストは14,920円である。
実際には今後加算されるらしい空港発着料や空港までの公共交通機関の交通費、発着本数等の違いがあるので単純比較はできないが、飛行機を使う割には安いということはわかると思う。
東京大阪間だとそこまでインパクトはないかもしれないが、ローシーズンであれば沖縄以南以外直行便で行ける国内空港は6,000マイル以内、つまり12,000楽天通常ポイントで行くことができる。
鹿児島などは鉄道で行こうとすれば3万円以上かかるが、マイルを使えば半額以下の支出で行くことが出来るので、かなりオトクなのではないかと考える。
海外旅行にも当然使えて、近い国は国内旅行同然の値段で行けるが、新型ウイルスの影響で当面行けそうにはないのでここでは割愛。
FIREを達成した後は、会社の繁忙期に縛られない生き方ができるので、ローシーズンに旅行に行くことも、会社員時代よりやりやすいと考える。
節約生活でなかなか旅行する機会は無いかもしれないが、実質有効期限なしの貯めに貯めたマイル・ポイントでたまに旅行するのは悪くないのではないだろうか。
併用することで更にポイントが溜まるサービス
1.ANAマイレージモール
https://mileagemall.ana.co.jp/
通販をするとき、このサイトを経由することで買い物価格に応じてマイレージを貯めることが出来る。
私の場合楽天市場で買い物するときは必ずここを通すことにしている。
200円ごとに1マイルだが、2楽天通常ポイントを1マイレージに変換することを考慮すれば実質1%アップである。
楽天市場アプリ等とは併用できないが、マイレージに交換するつもりならこちらの方がレートは上だ。
Amazonやじゃらん、じゃらんレンタカー、楽天トラベル等にも使え、用途は幅広い。
2.楽天ペイ
日常的に使えるサービスとして楽天ペイは非常に有用だ。
楽天ペイはチャージ時に0.5%, 利用時に1%の楽天通常ポイントがたまる。
楽天市場のSPUなどは還元率がさらに高いが、私は基本的に通販をあまり使わないので、普段の買い物で利用できる決済方法としては、この楽天ペイが最高の還元率だと考えている。
また、元の値段が高いのでめったに使わないが、ファミマ等の一部の店舗では楽天ANAマイレージクラブカードを提示すれば楽天ポイントが0.5%還元されるので、合計2%の還元となり、更にオトクである。
最近はよく使うスーパーや薬局でも楽天ペイがどんどん導入されているので、使う機会が非常に増えた。
ただ使い勝手はSuica等の非接触型ICカードのほうが上だなぁとは思う。
まとめ
今回はFIRE達成を見据えたクレジットカードとして楽天ANAマイレージクラブカードとその利用例を簡単に紹介させてもらった。
今後も何か有益そうな節約情報があれば発信していきたいので、また本ブログに遊びに来ていただければ有り難き幸せ。