FIREしたい夫

会社員をするのが辛すぎてFIREするためにいろいろやっていくブログ

ビュー・スイカカード サービス改悪 代替手段は?

本来、本日の記事では、JRが発行、私がサブカードとして利用しているビュースイカカードのオトクさを紹介する記事を書く予定だった。

 

しかし、記事を書くため、色々調査した結果、サービスが改悪されることが分かったので、急遽カードを解約することを記事にすることにした。


Web明細利用特典のボーナスポイント付与が終了

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年会費が実質無料から有料へ アルより転載

私はFIREを目指すにあたって、原則として年会費無料のクレジットカードを利用することを常としてきた。

 

今回紹介するビュー・スイカカードは年会費こそ524円かかるが、明細をWeb明細に切り替えることで、毎月50ポイントのJREポイントボーナスを貰うことが出来ていた。

 

これにより年間600ポイント貰うことが出来るので、年間としては僅かにプラスとなり実質年会費無料となる仕組みだった。

 

しかし、つい先ほど明細を確認したところ、このボーナスポイントの4月分がゼロになっているのを確認、何事かといろいろ調べてみると、ひっそりとこのWeb明細利用特典のボーナス付与が消滅していたのである。

 

メールか何かで知らせは来ていたのかもしれないが、明細確認ページや、ポイント紹介ページには何も記載がなく、正直言ってこの改悪をひっそりと終わらせたい意図が透けて見えざるを得ない。

 

Web明細確認ボーナスポイントの代わりのキャンペーン一応あるが・・

ボーナスポイント付与が無くなって以降は、Web明細利用者向けに抽選でJRE ポイントが当選するキャンペーンを実施するらしい。

 

しかしその内容は
10,000ポイントを100名、1,000ポイントを3,000名

に抽選でプレゼントという内容。

 

ビュースイカカードの発行枚数は分からないが、2006年時点で400万人という記事があった。

 

現在はこれを大幅に超える枚数が発行されていることを考慮すると、キャンペーンに気付いて応募する人数はまぁ100万人はいることだろう。

 

ポイントの総付与数は400万ポイントで、JRともあろう大企業が実施するにはあまりにも規模の小さいキャンペーンである。

 

このキャンペーンによって得られるJREポイントは上記の想定、100万人が応募すると考えれば期待値4円と、当初のボーナス付与ポイントが100分の1以下になる実質サービス終了のキャンペーンであることがわかる。


JREポイントの使い道

完全に出鼻を挫かれてしまったが、一応このカードで得られるJREポイントの使い道だけは解説しておこうと思う。

 

JREポイントの使い道はズバリ、普通列車グリーン券である。

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座席は新幹線クオリティ

JR東日本エリアでは長距離を走る普通列車を中心にグリーン車が接続されており、通勤時間帯であっても特急列車のような座席で快適に移動することが出来る。

 

私は月に数回は関東内をそこそこ長距離移動する必要があるため、新型ウイルスの感染予防対策として、この普通列車グリーン車を利用している。

 

グリーン車にも不特定多数の人々が乗車するが、まぁグリーン車以外の乗客よりは接触機会を減らせるだろうという狙いだ。

 

グリーン料金は駅の券売機で購入する事前料金で50km以内で780円、51km以上で1000円である。(車内で購入する場合は25%程料金がアップするので注意。)

 

新型ウイルスが無かったとしても、ちょっとした小旅行等にも使うことも悪くない。

 

東京からであれば、宇都宮、高崎、熱海等、関東内のそこそこ遠い都市に、乗車料金に加えて上記の追加料金だけで特急列車のような車両に乗っていけるのでオトクだと思う。

 

JREポイントはこの普通列車グリーン券を格安で購入することが出来る。

 

一枚当たり消費するポイントは都度変動するが、2021年5月現在では600ポイントで交換できるので、通常のSuicaで購入する価格と比較して半額に近い料金と、大変オトクである。


ビュー・スイカカードの代わりになるカードは

今回の記事を作成するにあたり、最適解を探すため、色々調査したが、結論としてはビックカメラSuicaカードに切り替えることに決め、すでに申し込み手続きを終えた。

 

理由としては年会費が初年度無料、二年目以降もカードの利用さえあれば無料であることだ。

 

Suicaへのチャージについてはこれまでのビュー・スイカカードと同じで1.5%であることも大きい。

 

こちらのビックカメラSuicaカードもWeb明細によるボーナスポイントがあったようだがビュー・スイカカードと同時期に廃止になったようだ。


楽天ペイからのSuicaチャージは還元率低し

最近では楽天ペイからのSuicaにチャージできるようになったことが話題になっていたので、こちらの還元率も調査したが、こちらは0.5%であることが判明。

 

チャージ時に0.5%のポイントが楽天ペイ経由で付くだけで、楽天カードの引き落とし分は0%、合計0.5%である。

 

溜まるポイントが楽天ポイントに統合されるというメリットはあるが、還元率が低すぎるのでこちらは候補から外した。

 

やはり、Suicaとして利用するのであれば、Suicaへのチャージ時のポイントは重視したい。


まとめ

今回はビュー・スイカカードの年会費が実質無料から有料化に切り替わることに対する私なりの最適解として、ビックカメラSuicaカードへ切り替えることを紹介した。

 

感想としてはビックカメラSuicaカードはビュー・スイカカードのほぼ上位互換で、もっと早く切り替えておけば・・・と後悔した次第。

 

ビックカメラSuicaカードについては、今回紹介した以外にも色々メリットがあるようなので、実際に使い始めたら、切り替え手順等も含めて紹介したいと思う。